開催まで~対面?オンライン?準備にあたふた~
例年、春先から会場手配などの準備に着手します。しかし今年は新型コロナで、秋の状況の見通しなど立ちません。「オンラインでの開催も視野に入れて検討するように」との命を受け、あれやこれやとプランを練りました。
最終的に、どうせ先のことは分からないからオンライン前提でやろう。オンラインでやるなら、いっそ5年ぶりに全員集合しよう!ということになりました。
- 発表者を除き、本社勤務の社員も含め全員がリモート参加
- 平日は会社のイベントを行うことがなかなか難しいため、土曜日に開催。
- せっかくの休日なので、表彰式の時間は確保しつつ午前中だけでできるコンパクトなプログラム
- 従来の会議をオンラインに移しただけでなく、視聴して楽しくなる特別なウェブミーティングに!
これが今回の企画コンセプトです。
会議がスタート!
朝9時の開場とともに社員が続々とZoomミーティングに集合。社長の木﨑からの社員に対する感謝のメッセージで幕が上がり、画面を通じて全社の方針、事業部門の方針が社員に共有されました。
途中、実験企画で「オンラインだヨ!全員集合」と題して全員のギャラリービューを配信しました。当日の出席者約650名のカメラ映像がずらり!
画面いっぱいに表示されるウインドウの数で会社規模の拡大を実感しつつ、日本各地にいる社員と同じ時間を共有できていることを実感できた1コーナーになりました。
社員表彰
例年、キックオフミーティングでは前年度に素晴らしい活躍をした社員やチームの表彰式が行われています。
今回は社長の木﨑から受賞者一人ひとりに問いかけ、それぞれの仕事に対する姿勢や、成果につながった活動のヒントなどを共有することができました。残念ながら一部音声トラブルがあったにも関わらず、チャットでは社員からのお祝いのメッセージが目の追い付かないスピードで流れるほどに寄せられたのが印象的でした。
終了後アンケート~満足の声をたくさんいただきました
コンパクトにすることを心掛けましたが、全プログラムで3時間。オンライン会議は普通の会議よりも集中力が必要になるので果たして社員の反応はどうだったかな…と心配していたのですが、終了後のアンケートでは95%の社員に「満足」の回答をいただき、ホッと胸をなでおろしました。
オンライン会議ならではの良さ
リアルで一堂に会する会議と違い、今回の開催形式では、再会を喜ぶシーンや参加者同士のちょっとした会話、懇親会でのコミュニケーションといった交流は難しく、また表彰式の緊張感や会場に響き渡る拍手の音もリアルと同じようにはいきませんでしたが、オンラインならではの良さも見つけることができました。
なにより資料がはっきり見えると同時に登壇者の表情がよくわかるんです。
視力がとんでもなく良い人なら広い会場でも一人ひとりの表情まで見えるのかもしれませんが、決意を感じる真剣な眼差しや、人柄が伝わるちょっと和らいだ表情などを目の当たりにしながら話を聞けたのは新鮮でした。
また、リアルタイムに参加者のコメントが流れていくことで、リモートながらも全員が同じ条件で参加しているという共通の環境が不思議と一体感を生みだしていたように思います。
終わりに
新型コロナウイルスによって、これまで「当たり前」も決して当たり前などではなく、とても尊いものだったことに気づかされました。また当たり前が通用しなくなった時、別の新しい方法が生まれてこれからの選択肢に加わる、そんな感覚をいろいろな場面で感じました。
今回初めて挑んだオンラインでのキックオフミーティングも、開催までには困難やチャレンジ、トラブルもありましたが、これからのシミック・イニジオの社内コミュニケーションの新しい選択肢になったと感じます。
幕間のミニコーナーで、社員の皆さんから募集した「この1年を表す漢字1文字」を紹介しましたが、1位は「変」、2位は「新」でした。大きな変化の中にあっても、立ち止まらず新しい挑戦と捉えて臨んでいるシミック・イニジオを表した文字だったように思います。
まだまだ環境変化は続くでしょうが、引き続き怯むことなく自ら変革を続ける、そんなシミック・イニジオの新年度がスタートしました!
こちらのブログも引き続きどうぞよろしくお願いします。