当社の人財開発についてのブログシリーズ第3弾です。今回のテーマは、当社求人にご応募いただいた方からの関心が高い「社内認定資格制度」。当社には、血液がんや固形がんなど、オンコロジーに特化した認定資格制度があります。
実際に、この認定資格を取得したMR社員がオンコロジープロジェクトにアサインされ、各地で活躍しています。そしてもちろん、その中にはそれまでオンコロジー領域は未経験だった方や元々は異業種からのチャレンジャーだった方も含まれています。当社の社内認定資格は非常にハイレベル(認定医レベルの知識も問われます)なものですが、毎回多くの社員がゴールド認定資格取得を目指してセレクション(受講と試験)に臨んでいます。(当社の認定制度概要は後述(図解))
再び、この認定プログラムを開発し、運用している人財開発部のSさんに登場いただき、そのあたりを深掘りしていきたいと思います!
これまでの記事
vol.1「「自学自習」の企業文化を実現する社内研修」」
Vol.2「自己成長のヒント」
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なぜ「社内認定資格制度」でオンコロジーMRを養成するのか
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執筆者:人財開発部 S.K
野球観戦が趣味。球場に行くときはもちろん気合を入れて試合開始前の練習時間から球場入り。
休日は愛犬と散歩をしてリフレッシュ。
最近、自宅の給湯器がいきなり故障してかなり困りました。
こんにちは。
「シミック・アッシュフィールドの人財開発」シリーズ第3弾も私人財開発部のSが綴らせていただきます。
クライアントのオーダーや期待に応えることが、最低限のCSOの存在価値です。
ところが、期待に応えれば応えただけ、さらに期待が高まるのもこれまた事実で、期待される喜びとともに少なからず苦しみを感じたりもします。
さて、医療も日々進歩しています。その進歩とともに製薬業界・企業の果たすべき役割も変化しています。また、製薬企業はその変化を先取りし、適応しようとしています。言うまでもなく、変化する製薬企業の期待に応えるためにも、CSO自体が進化しなければなりません。
しかも、製薬企業の動きに合わせた進化・対応では、後手後手に回ってしまうため、むしろさらに一手二手先を読み、手を打っておく必要があります。当社内でオンコロジーMRを養成する活動を開始したのも上述した進化の一環です。オンコロジー専任のMRを活用・確保したい製薬企業が増加していることから、CSOにもオンコロジー経験者を求めるオーダーは増加しています。
ただ、需要の増加ほど「オンコロジー経験MR」の採用と配属は間に合っていません。そして、製薬企業にあっても、「オンコロジーMR」を一から育成するシステムが整っている企業は、そう多くはありません。
そこで、当社は考えたわけです。
「いないなら創(つく)ってしまえ」と。また、「創(つく)るためのトレーニングシステムを製薬企業に提供しよう」と。絶対に実現しようと思いました。なぜなら「CSOとして製薬企業の期待に応えるため」という意義や目的だけでなく、「自らの価値を高めようとしている自社MRの支援」ができると考えたからです。
幸い当社内には自らの価値を高めたいと思っているMRが多く、そのようなMR各位の手挙げでセレクションをスタートすることができました。資格認定までの道のりはかなりハードではありますが、手挙げであるがゆえに意欲が高く、結果、「自学自習」され、1次試験、2次試験(最終試験)をクリアされる方々(社内認定MR)が誕生してきています。
図解:「社内認定制度のプロセスとスケジュール」 認定医レベルの知識が求められます。
今後はこのトレーニングシステムのノウハウを提供することを考えています。まずは社内認定MRの活躍を証明することが必要です。きっと現在各地で活動している当社のMRの皆さんがシステムの品質を成果で証明してくれると期待しています!
オンコロジー領域の患者さんには、別の疾患をお持ちの方が少なくありません。一方CSOにはプライマリー領域の豊富な経験を持っているMRが数多く所属しています。
幅広い疾患知識を有するCSOのオンコロジーMRはきっとより良い治療のためにより良い情報提供ができるはずです。社内認定資格の最終試験では、専門医による口頭試問が行われますが、担当いただいた医師の方々からも実際にそのような期待のお言葉をいただきました。
「CSOとして製薬企業の期待に応えるため」という目的の先にある医師の期待、患者さんの期待にも応えていくために、トレーニングシステムのさらなるブラッシュアップや疾患領域の拡充に努めていこう(これが苦しみというヤツですね)と決意をもって取り組んでいきます。
もし、ご入社をいただけたなら、ぜひ社内認定プログラムにも挑戦してください。
お待ちしています!
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関連ブログ
シミック・アッシュフィールドの人財開発vol.1「『自学自習』の企業文化を実現する社内研修」
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関連リンク
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