CMIC Ashfield ノート

マルチチャネルとは?

シミック・アッシュフィールドは、合弁会社化以降「マルチチャネルCSO」を合言葉にビジネスを行っています。さて、この「マルチチャネル」とはどういったものなのでしょうか。


「チャネル」の意味
チャネルとは、テレビのチャンネルと同じ「Channel」です。もともとの意味は「水を通す管」を指すのだそうです。そこから派生していろいろな物事を伝え届けるルートに「チャネル」という言葉が使われています。

例えば
流通チャネル:メーカーから消費者へ商品を届けるか。(卸の仲介/直販etc)
販売チャネル:商品をどこで売るか。(店頭/オンライン/通信販売etc)
TVのチャンネル:どの周波数で受信機に届けるか。

当社のマルチチャネルとは
私たちのビジネスにおける「チャネル」とは医薬品や医療機器などに関する情報をいかにして医療従事者に届けるかというその“ルート”を指します。誰が伝え届けるのか、どのような方法で伝えるのか、それが「チャネル」です。

シミック・アッシュフィールドには、様々な職種の社員が在籍しています。
最も所属数の多いMR(医薬情報担当者)だけでなく、看護師(ナースエデュケーター)医療機器営業担当者(SR)MSL(メディカルサイエンスリエゾン)スタマー・サービスレップなど、それぞれの職種が「人財のチャネル」です。

さらに、医療施設に訪問して情報提供・収集を行う「対面チャネル」と、ウェブ通話や電話を介して物理的に離れた場所にいる相手に情報提供・収集を行う「リモートチャネル」という「コミュニケーションチャネル」の選択肢もあります。
また例えば一口に「MRソリューション」といっても、そのサービス形態は様々です。こうした意味でもコミュニケーションチャネルが複数あります。

これらの人財のチャネルとコミュニケーションチャネルをかけ合わせることで展開する多様なサービスラインナップをシミック・アッシュフィールドでは「マルチチャネル」と表現しています。
マルチチャネル

マルチチャネル化のメリット
では、マルチチャネル化にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まず第一には、顧客の様々なニーズに対して柔軟性を持てるということです。変革の時代のさなかにあるライフサイエンス・ヘルスケア業界にあって、顧客のニーズは多様化し続けています。課題に対するソリューションを提供するCSO企業として、ニーズに対し柔軟に応えるためには豊富なサービスモデルがあることはとても効果的です。

そして、2つ目は社員のキャリアパスへの影響です。同じ職種の同じタイプのサービスしかなければキャリアパスに個性は生まれません。多様な経験ができる環境の中で社員のキャリアはそれぞれの発展を遂げ、次のサービス品質へとつながっていきます。さらに、様々なビジネスを展開することで役割の異なる新たなポストが生じ、キャリアアップにつながった事例も多くあります。職種の選択肢が増えることで、ライフワークバランスを考えながら働き方を変えることもできるようになるかもしれません。

シミック・アッシュフィールドのキャリアについてはこちらもご参照ください。

このように、顧客と当社双方にwin-winな当社のマルチチャネル化戦略。市場環境は確かに厳しい状況が続いていますが、この状況にあってシミック・アッシュフィールドが着実に事業を拡大し組織規模を拡大できたのは、このマルチチャネル化戦略が起点であったと考えています。

これまでの経験を活かしつつ何か新しいかたちで医療への貢献を考えている方なら、きっとシミック・アッシュフィールドでその活躍の場を見つけていただけるのではないでしょうか。

シミック・アッシュフィールド採用ページ

執筆者:ヤスジ
2011年入社 異業界出身。
献血が好きな40代。やや血の気が多い(ヘモグロビン的に)と評判。