オンラインで全社会議！2021年度がスタートしました。

シミック・アッシュフィールドでは、年に1度新年度のキックオフとして事業方針を共有するミーティングを開催しています（当社の事業年度は10月1日～翌年9月30日まで）。ここ数年は本社拠点勤務の社員と表彰プログラムの受賞者が集合して実施し、後日動画等で全社に共有する形式で行っていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点から、初めてオンラインでの開催となりました。

入社以来ほぼ毎年キックオフミーティング運営にかかわってきた私、ヤスジが今回のキックオフミーティングを紹介いたします。

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Writer:ヤスジ

元来の出不精が極まったこの半年。

コロナ太りで、たまの出社時に着る服が制限されています。

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例年、会場手配などを春先から着手します。しかし今年は新型コロナで、秋の状況がどうなっているのか見当もつかない状況でした。「オンラインでの開催も視野に入れて検討するように」との命を受けましてあれやこれやとプランを練りました。

最終的に、どうせ先のことは分からないからオンライン前提でやろう。オンラインでやるなら…いっそのこと5年ぶりに全員集合しよう！ということに。発表者を除き、本社勤務の社員も含め全員がリモート参加。なかなか会社のイベントを平日に行うことが難しいため土曜日に開催。せっかくの休日なので午前中に、表彰式の時間はしっかり確保しつつコンパクトなプログラムで…。そして、単なるオンライン開催じゃなくて、視聴して楽しくなるような特別なウェブミーティングになるように…！

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朝9時の開場とともに社員がZoomミーティングに集合し始めました。社長の木﨑からの社員に対する感謝のメッセージで幕が上がり、全社の方針、事業部門の方針が画面を通じて社員に共有されました。

途中、実験企画で「オンラインだヨ！全員集合」と題して全員のギャラリービューを配信しました。当日の出席者約650名のカメラ映像がずらり！社員数の規模を目で見て、日本各地でそれぞれの場所からではありましたが同じ時間を共有できていることを実感できた1コーナーになりました。

例年キックオフミーティングでは前年度に素晴らしい活躍をした社員やチームの表彰が行われています。

今回は社長の木﨑から受賞者一人ひとりに問いかけ、それぞれの仕事に対する姿勢や、成果につながった活動のヒントなどを共有することができました。残念ながら一部音声トラブルがあったにも関わらず、チャットでは社員からのお祝いのメッセージが目の追い付かないスピードで流れるほどに寄せられたのが印象的でした。

受賞者

コンパクトにすることを心掛けましたが、全プログラムで3時間。オンライン会議は普通の会議よりも集中力が必要になるので果たして社員の反応はどうだったかな…と心配していたのですが、終了後のアンケートでは95%の社員に「満足」の回答をいただけましたのでホッと一安心でした。

一堂に会する会議と違って、再会を喜ぶシーンや参加者同士のちょっとした会話や、懇親会でのコミュニケーションといった交流は今回の開催形態では難しく、また表彰式での緊張感や会場に響き渡る拍手の音もリアルと同じようにとはいきませんでしたが、オンラインならではの良さも見つけることができました。

なにより資料がはっきり見えると同時に登壇者の表情がよくわかるんです。視力がとんでもなく良い人なら広い会場でも表情まで見えるのかもしれませんが、決意を感じる真剣な表情や、人柄が伝わるちょっと和らいだ表情などを感じながら話を聞けたのは新鮮でした。そして、リアルタイムで流れていく参加者のコメントで不思議と全員が同じ条件で自宅からリモート参加しているという共通の環境が一体感を醸していたように思います。

新型コロナウイルスによってこれまでの「当たり前」が、当たり前のことではなくとても尊いものだったことに気づかされました。一方で、当たり前が通用しなくなった時、別の新しい方法が生まれてこれからの選択肢に加わる、そんな感覚をいろいろな場面で感じました。

このオンラインでのキックオフミーティング開催も、困難やチャレンジやトラブルもありましたが、これからのシミック・アッシュフィールドの社内コミュニケーションの手法として新しい選択肢になったと感じます。

幕間の別のミニコーナーで、この1年を表す漢字1文字を社員の皆さんから募集して紹介しましたが、1位は「変」、2位は「新」でした。大きな変化の中にあっても、立ち止まらず新しい挑戦と捉えて臨んでいるシミック・アッシュフィールドを表した文字だったように思います。