チャレンジを後押ししてくれる環境を実感

キャリアを切り拓く挑戦の転職

学生時代にお世話になった医療現場の方々や、患者さんに貢献したいという思いがあり、新卒で医療機器関係の企業に入社した後、メーカーMRを16年経験しました。
CSOへの転身を決意したのは40代にはいってから。自身の今後のキャリアを見つめた時、私個人の経験とスキルでクライアントや医療現場に価値貢献できる点と、プロジェクトを通して様々な企業・領域に触れ、自分を成長させられる点に惹かれて一念発起しました。

シミック・イニジオは、私が調べたCSOのなかでもチャレンジを応援する土壌が整った会社という印象でした。不安もありましたが、ここなら私の挑戦への思いを叶えられるかもしれないと思い、面接で「この会社で自分を試したい」と伝えたのを今でも覚えています。

社内認定制度でオンコロジー領域に挑む

そんな私にとって、オンコロジー領域への挑戦は大きなテーマの一つでした。
がんの治療は患者さんの人生への影響が非常に大きく、エビデンスだけでなく医師や患者さんの思いが治療の選択に色濃く反映されます。MRとしてもこれまで以上に医師や患者さんに寄り添える活動ができるのではと以前より興味をもっており、社内認定制度の募集開始を聞いて、迷わず手を挙げました。

社内認定取得までの道のりは、非常に険しいものでしたね。認定講座では半年程のプログラムの中で、がんの基本知識から、文献の読み解きや患者さんの気持ち、薬剤の知識に関しても非常に深いところまで学びます。
仕事と両立しながらの勉強は大変ではありましたが、厳しいからこそ「絶対に認定を取ってやる」と心を強く持ち、毎日時間を決めて仕事の合間にコツコツ努力を積み重ねました。受講生仲間と勉強の仕方や日々の悩みを相談できたのもモチベーションの維持につながったと思います。
途中COVID-19の影響による研修の中断もありましたが、最終的に合計1年半程の学習を経て固形がんと血液がんの認定を取得することができました。研修の最後、現職の専門医との面談試験の中で、試験官の医師から直接、認定のお墨付きのコメントをいただけたことは、今も心の支えです。

未経験領域でのやりがい

現在は念願がかない、オンコロジー領域のプロジェクトに参画しています。認定講座で学んだ土台のおかげで、業務にもその後の継続学習もスムーズにかつ自信をもって取り組めています。
オンコロジー領域での業務を通じて、医師や患者さんの思いに寄り添い貢献したいという思いも叶い、領域未経験から今のプロジェクトに配属し、チャレンジを後押ししてくださった会社には本当に感謝しています。また、クライアントにも当社に価値を感じていただけるよう、能動的に日々何ができるかということをメンバーとともに考え実践しながら常にチャレンジ精神をもって仕事ができております。

実際にシミック・イニジオには経験を問わず社員のチャレンジを後押しする環境があります。私のようにオンコロジー領域に関心のある方は社内認定資格取得にも挑戦してほしいですね。