未経験への不安が
自信と成果に転換した

営業経験もなかった私が目指したのはMR

人とコミュニケーションを取るのが好きで、新卒では学生時代のアルバイトで経験した接客の道を究めたいと、大手ホテルに就職。表彰をいただくなど実績を積めたことと、今後、長く働くうえで夜勤という体調管理の難しい環境への懸念もあり、興味のあった営業職への転身を考えるようになりました。

そんな中で、友人のご家族に紹介してもらったのが、シミック・イニジオです。
MRの仕事のイメージは紹介いただいた方のお話と、自分でも調べて漠然とつかんではいたものの、営業や医薬品業界の経験者の中で、私は全くの未経験。「前職のスキルを活かして活躍できるのか」不安がぬぐえないまま面接に臨んだだけに、合格の喜びはひとしおでした。

経験がないことは私たちの武器

入社後の導入研修は、新たに学ぶ知識やMRとしての所作もさることながら、率先して手を挙げることを求められるなど、私のモットーである「積極的に行動する」ことが、さらに鍛えられた時間だったように思います。

知識面も初めは不安がありましたが、研修で教わる通りに勉強を進めていくと、試験の直前には余裕があるぐらい力がついていて、その通りに頑張ればうまくいくように指導してくれていたのだと、目の前が開ける感覚を味わいました。

「MRに自分の経験が生かせるか」という心配も今はなくなりました。私は消化器領域のプロジェクトで活動しているのですが、ホテルで身に着けた接遇や心配りは医療関係者と接する際にも役立っています。前職の経験をもとに、他の方がやっていないアプローチ方法に取り組んで訪問先の開拓に成功したこともあり、自分にとっての当たり前が仕事での課題解決につながったときは素直にうれしかったですね。

プロジェクトには携帯電話の販売員や保育士、医薬品の登録販売者など、私と同じホスピタリティが要求される業界出身の同期もいて、並んで社内の表彰を受けたこともあります。改めて、違う業界の経験を持っているからこそ活躍できるチャンスもあるのだと実感しました。

チャレンジしたことが成長につながる

営業の経験もなく、不安を抱えながらのスタートではありましたが、「できないかもしれないけどまずやってみよう」と挑戦を続けた1年余り、チャレンジの数だけ得るものも多く、今振り返ってもあの時に飛び込んでよかったと思っています。

CSOでは医薬品業界とは違う経験、違う常識を持っているのは、弱点ではなくむしろ価値なのだと思います。あとはその価値をどう活かしてどういう行動をするのか。これはその人次第。その人の持つ経験やスキルによって、また私と違う価値、違う活躍の仕方があるはずです。

頑張っていれば、同期も上司も研修担当も必ず見つけてサポートしてくれます。不安がりすぎずにまずはチャレンジの第一歩を踏み出してみてください。