初めて聞く仕事に抱いた好奇心と期待感

ナースエデュケーター？って何だろう

実は転職活動を始めたとき、「企業看護師になりたい！」と思っていたわけではないんです。検索をしていてたまたまナースエデュケーターの紹介ページにたどり着いて「なんだろう？聞いたことのない仕事だな」と思いました。それから興味を持つようになったんですが、それまでの経験といえば大学病院、訪問看護での仕事のみでしたので医療現場という限られたコミュニティから一歩外へ出て企業で働くということに対しての不安や心配もありました。
でも夜勤や休日勤務のない働き方も魅力でしたし、この知らない看護師職に対する好奇心と今まで経験のないことに挑戦する期待感が後押しする形で面接を受けることにしたんです。そして面接の中で実際の業務についてイメージすることもでき、入社を決意しました。

知る喜びと覚える楽しみ

確かに、例えばビジネスメールひとつをとっても初めての体験でしたし、プレゼンテーションなんてしたこともありませんでしたから、最初は業務に必要な知識とビジネススキルを身に着ける大変さはありました。
でも、同じナースエデュケーターの先輩たちがご自身の体験も踏まえて色々と教えてくださいましたし、プロジェクトマネージャーもメールを添削してくれたり、プレゼンテーションの基本からレクチャーしてくれたりしたので、次第にひとりでできることが増えていきました。

医療への貢献を実感しながら成長できる

ナースエデュケーターの仕事は直接患者さんに関わることはありませんが、これまでの経験を活かしながら臨床看護師時代よりも広く医療に貢献できている、というやりがいを感じています。説明会を経て、その内容だけでなくその説明会の意義や必要性を理解いただけた時には、患者さんのより良い治療や患者さんの安全や安心につながることができた、と実感しますし、現場のナースの方々に頼られたり師長さんから直接お礼を言われたりすると、もっと頑張ろう！とモチベーションが上がります。頑張ったら頑張った分だけ評価される、成長できる、そんな仕事に出会えたなと感じています。

最近はプロジェクトが変わり、施設を訪問するナースエデュケーターの活動ではなくクライアントである製薬企業本社の中の仕事に携わるようになりました。マーケティングやメディカルプランの立案・推進、人財育成など幅広い業務を担当することになり、この経験がまた自分自身のビジネスを見つめる視点やキャリアの可能性を拡げるきっかけになるのではと感じています。

大丈夫！って伝えたい

きっとこれを読んでくださっている方は、かつての私がそうであったように「自分にできるだろうか…」と少なからず不安も感じていると思います。でも、「大丈夫！なんとかなるよ！」って伝えたいです。同じ不安を乗り越えてきたたくさんの仲間がいるし、その仲間で創ってきたフォロー体制もあります。安心して一歩を踏み出してください！