SERVICE
シンジケート・セールスフォース
プロモーション戦略や製品の成熟度等と照らし、
コストの配分を適切化
1人のMRが複数社の製品のプロモーション活動を行う、当社独自のシンジケート・セールスフォースは、
コントラクトMR人財が持つ経験の豊富さを十分に活かせるプログラムで、ディテーリングにおけるプロモーションの割合・内容(ポジション)の設定によるコストの柔軟性の高さも特徴です。
活用シーン
- 非ターゲット施設へのカバレッジ拡大
- 安定的主力製品のSOVの継続
- 季節性のある製品の集中的プロモーション
- 医薬品以外での医科向けプロモーション
- 非注力製品のプロモーション活動
など、様々なシーンで応用可能なサービスモデルです。
サービス概要
MRはシミック・イニジオの社員として対象エリア内のターゲット施設を訪問し、ディテーリングごとに複数製品に関する情報提供活動を行います。プロモーション活動の割合・内容(ディテーリングポジション)を事前に設定し、それぞれのポジションでのKPIを設け、シミック・イニジオはその目標達成に責任を持ってチーム運営をいたします。
ディテーリングポジション
製品ライフサイクルのステージや季節性、競合状況などと照らし、それぞれの製品のニーズに応じてディテーリングの割合を定めるのがディテーリングポジションです。このポジションに応じて業務委託コストが設定されるため、コストを抑えながらもカバレッジを保ったプロモーションが可能となります。
ベーシックなポジション設計の例
ポジション1(オーナー)
詳細な薬剤、臨床効果の説明が可能であり、製品ライフサイクルの導入期から成長期に対応
ポジション2(パートナーA)
簡単な薬剤・臨床効果の説明に向いているため、ある程度の認知があり継続的なSOVが必要な主力製品などに最適
ポジション3(パートナーB)
長期収載品などで安定的な売上の継続のためのシンプルなブランドメッセージの伝達に効果的
これらのポジション設計は、当社を介した活用企業間での協議の上決定します。詳しくは営業担当者にお問い合わせください。
その他のポジション設計の例
ダブルD1
- 2社がディテーリングポジション1(D1)となり、両社でメインのターゲット施設を共有
- コプロ品を中心とした組み合わせにマッチ(下図A)
ターゲット固定型
- シミック・イニジオによるターゲット選定
- 合致するターゲットを持つ企業/製品で活動を按分
〈ターゲット例〉
- 特定診療科(透析/メンタル/小児/整形外科等)
- 在宅療養支援病院/診療所等
遠隔地カバー型
- Pharma-MRの配属が困難な地区を複数社分まとめて受託
- 病院を含めることも可能
希少疾患特化型
- Pharma-MR数が限られている希少疾患用の品目を複数社分まとめて受託。主に病院担当
- リモートディテールとのコンビで患者発掘も可能
シンジケート・セールスフォースの活動内容
複数社の業務を兼務しディテーリング時間配分を設定する特性上、委託可能な業務には制限があります。
事前の協議により実施可能な業務範囲が決定されますので、詳細は営業担当者にご相談ください。
項目 | 実施可能 | 実施不可 |
---|---|---|
施設訪問 | ポジション設定に応じた情報提供 | |
地区講演会 | 実施案内 | 調剤薬局での説明会 |
説明会 | (ポジションにより)GPでの実施 | 調剤薬局での説明会 |
調剤薬局対応 | ターゲット施設の門前薬局訪問 | ターゲット施設外の門前薬局および面薬局の対応 |
GVP/GPSP関連業務 |
・AE情報に関する初期(速報)対応* ・市販直後調査* ・添付文書改訂などの情報伝達 |
・AE情報に関する詳細調査 ・製造販売後調査 |
サービスの特徴
Point.01 MRマネジメント不要
プロモーション戦略立案から製品研修、OJT、進捗管理まで、一貫して当社のプロジェクトチームが担います。
定期的な進捗報告を行うほか、営業本隊との連携など状況に応じて随時情報共有を行います。
Point.02 非製薬企業MRによるプロモーション活動の有効性
これまでに実施した医師に対する満足度調査では、96%の医師が「非製薬会社のMRによる情報提供に抵抗はない」と回答しました。また、多領域経験をもつコントラクトMRからの提供情報の品質や、自社製品の情報提供ではないことの公平性などに対する評価から、委託した製薬企業に対しての印象に関し44%にイメージアップ効果がみられました。
調査結果コラムを読む
Point.03 業務内容に応じたコスト配分
ポジションによって月額費用が設定されるため、期待効果に応じた適切なコスト配分が可能です。
1FTE以下の業務でもアウトソース可能であり、営業戦略の柔軟性を向上に活かせる形態です。
よくあるご質問
- どのポジションが最適ですか?
- 製品のライフサイクルステージや、貴社営業戦略上の位置づけ、並行して扱う製品との兼ね合いなど様々な情報や条件を勘案して、最適なポジションを提案しますので、まずはご相談ください。
- 訪問先(ターゲット施設)選定はどのように行いますか?
- 原則的にポジション1の企業がターゲット施設を設定します。同一のターゲットへのプロモーション活動が有効なポジション2以降の企業・製品と組み合わせて活動を実施します。
ターゲット施設については事前の協議において、ポジション2以降のクライアントとも共有いたします。
- コプロ・MSとの違いは何ですか?
- 自社の戦略や方針に基づいて統一したプロモーション活動を確実に実行できることに加え、製薬企業ではなくCSO所属のMRとして情報提供活動を行う点でも独自性を持っています。
- MR活動における違いはありますか?
- 複数社の業務を兼務し、ディテーリング時間配分を設定する特性上、委託可能な業務には制限があります。
事前の協議により実施可能な業務範囲を決定しますので、詳細は営業担当者にご相談ください。
<条件により活動内容に制限がある業務>
■講演会・説明会
■ターゲット施設以外外の門前薬局および面薬局の対応応
■GVP/GPSP対応(AE情報に関する詳細調査/製造販売後調査)
- どのようなKPIを設定しますか?
- 導入目的や取り扱う製品、ポジションによって異なりますが、ディテール数や処方件数などの中から、協議の上で目標とする指標を決定します。
- 複数製品のディテーリングを行う方法やその成果は?
- 過去の運用実績において、3製品(D1~D3)の情報提供を実施する独自のマネジメントを行っています。また、ターゲット施設への調査においてはそれぞれのポジションで十分な結果が得られています。こうした実績の詳細については、営業担当者より紹介いたしますのでご連絡ください。
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