3月16日・17日の2日間、MAアカデミーの集合研修が開催されました。
今回の研修では、講師に東京大学大学院 薬学系研究科の清水央子先生をお迎えし、国内においても活用に向けた取り組みが積極的に行われているリアルワールドデータ(RWD)をテーマに、講義を展開いただきました。
講義では、日本におけるRWDの現状と問題点を示していただき、各種データベースを使うにあたってのメリット・デメリットをご紹介いただきました。“ビッグデータやAIを扱うにあたっては、「何を知りたいのか」というリサーチクエスチョンを明確に持つことが重要である”という清水先生のメッセージを受け止めつつ実習を交えながら実践的にデータの見方を学ぶことができました。
そして、2日目はメディカル戦略を中心に様々な講義を実施しました。数回の集合研修の中で互いに打ち解けたことに加え、実務的な内容であったことから、受講者同士での意見交換や経験の共有が活発に行われたのが印象的でした。
10月の開講から約半年。今回の集合研修で、第1期集合研修プログラムが修了し、修了認定のための最終試験へのエントリーもスタートしました。
間もなくMAアカデミースペシャリストコース修了認定第1号が誕生することが期待されます!