ここが大変!4つのポイント
私がMR認定資格の勉強を大変だと思ったポイントは以下の四つです。
①記憶力のピーク時を越えてからのインプット
②まったくの無知からスタート
③試験までの自己管理
④仕事をしながら勉強
乗り越えたエピソードも交えつつ一つ一つ解説していきます。
①記憶力のピーク時を越えてからのインプット
認定試験に挑戦したのが28歳の時。学生のころと違ってなかなか頭に入ってこないのです。こんなに衰えていたのかとショックを受けました。
しかし、苦しかったのは導入研修まで。MRの仕事を始めてからは勉強の中で身に着けた知識がそのまま自分の仕事の成果に結びつくので、興味を持って吸収できるようになりました。
ここから私が学んだのは、学ぶことそのものやその内容に意味や価値を見付けることの大切さです。それさえできればたとえ記憶力が落ちても知識を身に着けるのは可能なのだと思います。
私の場合も導入研修の時点でその意味を実感できていたら、きっとよりスムーズに学習できていたはず・・・。なので、これからチャレンジする方は、導入研修の意味や意義をしっかり再認識しながら興味を持って学習を進めていっていただけたらと思います。
②まったくの無知からのスタート
それまでの学校や資格の勉強は、ベースがあってそこに積み重ねていくので、「右も左もわからない!」ということはありませんでした。しかし、私にとって医療・人体・薬・歴史・疾患は全く初めての分野。最初は本当に戸惑いました。
ただ面白いことに、自分や身内がかかったことのある疾患や、処方されたことのある薬の知識は頭に入ってきたのです。不思議な感覚でした。何かしら自分に関連を見出すことは勉強のコツかもしれません。
また、「継続は力」ということもやはり大事なんだと思います。私も講義漬けの日々を送る中で、身に着けた知識の点と点が徐々に結びついていき、理解が深まっていきました。未経験の分野での挑戦ですので、戸惑いはきっとあると思いますが、コツコツと頑張っていきましょう!
③試験までの自己管理
試験は毎年12月に実施され、入社から試験までは大体以下のようなスケジュールで進んでいくことになります。
私の場合は1月入社だったので、試験まではほぼ丸1年あったわけですが、当然、ここにはMRとしての業務が入ってきます。周囲のサポートもあるとはいえ、自己管理が必要になってくるわけで・・・。試験勉強と並行して担当する製品の知識も身に着けて、現場の仕事もどんどん進めなければなりません。あっという間に流れる時間の中で、モチベーションを保ちながらタイムマネジメントを行っていくのは苦労しました。
MRは裁量の大きい仕事ですし、入社時期によって試験までの期間は違いができますが、いずれにせよ、仕事と勉強の両立は必要になります。新人のうちはタフな状況とかは思いますが、これを乗り切れれば、その後の活動でのセルフマネジメントもよりしやすくなっていきます。
ここが正念場と割り切って頑張ってください。
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ということで私のMR認定試験が大変だった理由等を書き連ねてきました。
全くの異業種から来たメンバーも、MS(医薬品卸)など近しい業界から来たメンバーも皆、程度の差はあれども最初は不安を抱えていたので今、あなたがお持ちの不安は、きっとこれから会社などで出会うあなたの同期も感じているものなんだろうと思います。
MR認定試験合格はMRキャリアのスタートラインです。私自身、勉強は大変でしたが、この時に必死で勉強したことは私の財産と呼べる経験であり、自信にもつながりました。
これからMRキャリアを目指し、認定試験に挑むという方にも、「人生で一番勉強する」という心意気をもってやり切っていただきたいと思います!
MR認定試験については私が受験した当時と今では試験内容も、会社の導入研修のプログラムやサポート体制も大きく変わっています。この辺の細かいことは、他のブログやキャリア採用のページでもご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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