チャレンジャータスクとは
-Yさん、MR未経験の方をサポートする社内チームが立ち上がったと聞きましたよ!
Yさん:この10月に立ち上げた「チャレンジャータスク」のことですね。
メンバーは、リーダーの私をはじめ、全員が未経験からMRのキャリアをスタートしたマネージャーで、採用された内定者のフォローと、未経験MRの活用拡大に向けた社内外との調整などがミッションになっています。
-ふむふむ。同じ境遇を経験したマネージャーがサポートしてくれたら内定者の方も安心ですね。でもなぜ今チームを立ち上げることになったんでしょう?
Yさん:未経験MRビジネスの拡大が今年度の重要項目に位置付けられていることが理由の一つです。
昨今の製薬業界ではMR人員の流動化へのニーズが高まるとともに、コントラクトMRを活用する動きが活発になっています。またコロナ禍を経てMRの活動にも変化が求められる中、医療業界の常識に染まっていないチャレンジャーは、クライアントの可能性を広げる存在でもあるんですよ。
当社ではこれまでもチャレンジャーの採用・育成を進めてきましたが、私たちマネージャーは入社後の研修が終わり、自分のプロジェクトに配属されて初めてメンバーと関わる状況でした。今回タスクチームを立ち上げたのには、早期にマネージャーが接点をもって現場の視点で疑問やお悩みに答えるとともに、内定者の方が安心してパフォーマンスを発揮できる環境づくりを発展させるねらいもありました。
現在の活動
-そんな背景があったんですね。立ち上げから1か月ほどたったところですが、今はどんな活動をされているんですか?
Yさん:タスク最初のイベントとして、10月末に第一回の内定者懇親会を開催しました。
配属前にマネージャー主導で懇親会を開くのは初めて。当日は内定者とチャレンジャータスクのメンバー、それから採用部門の社員がzoomに集い、互いの自己紹介と簡単な当社の紹介、入社後の流れの説明の後はひたすら内定者の方の疑問に答える時間となりました。
ちなみに内定者懇親会は11月末に第二回を実施予定で、今度はチームメンバー以外のマネージャーにも参加を募って、懇親会の様子と内定者の姿を実際に見てもらおうと思っています。
内定者懇親会で触れた異業種出身の方の悩み
-早速そんなイベントが。内定者からの質問で印象に残ったものはありましたか?
Yさん:そうですねぇ。いくつかありますが、例えばプロジェクト配属後、CSOのマネージャーさんと気軽にコミュニケーションは取れますか?という質問がありました。
-私も以前、上司との距離が遠い業界にいて話しかけづらく苦しんだこともあったので気になります!
Yさん:そうなんですか?当社では、MRさんからしょっちゅう電話かかってきますけどね(笑)。チャレンジャーに限った話ではないですが、コントラクトMRは遠隔でのマネジメントになるので、コミュニケーションは特に大切だと思っているんですよ。
配属先では周囲は皆お客様ですから、悩んでいても周りに話せないことも出てくるでしょう。ですから悩みや問題は小さいうちに解決できるように、いつでも気軽に連絡をしてほしいですし、ちょっとしたことでも連絡をもらえるのはマネージャーにとってもうれしいことなんですよとお伝えしました。内定者の皆さんも安心されていましたね。
-私もなんか勝手に安心しました。ほかにはいかがでしょう?
Yさん:あとはやはり「クライアントにどんなことを期待されるか」も気にされているようですね。これに関しては「求められることはクライアントや上長ごとに違うので、しっかり確認して、それを実行に移すのが大事です」というのが回答になります。必ずしも数値的な成果だけを求められているわけじゃないのがポイントです。
未経験でも活躍できる人財の条件
-う~ん。その話色々な方から伺うのですが、何かもうちょっとヒントください!
Yさん:ヒントというか、率先して自分が求められていることなどの情報を集められる方は配属先での評価が高いんです。
例えばある未経験MRの方は、コロナにより出社日が週2日ほどに限られる中、出社時に色々な方と積極的なコミュニケーションをとって、情報収集と関係づくりに励んでいたところ、配属先の上長に「今後必ず伸びてくる」と高い評価を得て、実際、配属2か月で成功事例を全国に発表する機会をもらいました。
逆に成果を上げていても、周囲とのコミュニケーションが不十分な人は評価が下がってしまうこともあります。MRの仕事は医師とコミュニケーションをとることですから、コミュニケーションへの姿勢が評価に影響するのはうなずけるのではないでしょうか。
-確かにそうか・・・。それでいくと今回、採用の要件に加わったホスピタリティ系の業種の方もフィットしそうですね。
Yさん:そうでしょ?私が担当するプロジェクトにいるホスピタリティ系業種出身のMRさんもすごい活躍されていますよ。
保育士やホテルスタッフは様々な方とコミュニケーションをとって、そのニーズを読み取ることが必須の職業なので、そのキャリアで培ったスキルやマインドはMRでも生かせるということだと思います。
今後の取り組み
-改めてMRでのコミュニケーションの大切さを実感しました。ちなみにタスクチームとして今後取り組んでいきたいことはありますか?
Yさん:チャレンジャーの展開には、配属先となる製薬企業に未経験MRの価値に対する理解をさらに深めていただきたいので、今後は製薬企業への働きかけにも力を入れていきます。具体的には今未経験MRの成果や実績、お客様の声などを資料にまとめているところです。また、よくある悩みや相談・指導などの対応例も作成し、これらを使って未経験MRと接したことのない製薬企業の疑問や不安を解消することで、より一層活躍の場を増やしていきたいですね。
また社内への取り組みももちろん欠かせません。内定者懇親会などのイベント運営や内定者フォローなどの取り組みのノウハウを伝えて、未経験MR活用拡大の機運をさらに高めていきたいと思っています。
コントラクトMRに挑戦する方へのメッセージ
-これからの活動に乞うご期待って感じですね。さて、最後にこれからMRへの転職を目指す方へメッセージをお願いします。
Yさん:はい。どんな仕事でも最初はみんな未経験です。私もそうでしたし、あなたも今の仕事を始めるときには何もわからないところからのスタートだったはず。
コントラクトMRは製薬業界の経験がなかったとしても、そこまでに積まれたあなたの経験を強みとして活躍できる職業です。なので、少しでも興味を持っていただけたらどんどんチャレンジしてほしいですね。
チャレンジする方が増えればそれだけ製薬会社に貢献できることも増えて、みんなにとってwin-winにつながっていくと思っています。もちろん、全社を挙げてサポートさせていただきますし、挑戦したいと思える環境づくりにも積極的に取り組んでいきますので、安心して飛び込んできてください!
あなたのチャレンジをお待ちしています。
-Yさん、ありがとうございました!
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いかがでしたか?この記事を通してコントラクトMRの仕事や当社に対して少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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