シミック・イニジオの人財開発vol.3 「社内認定資格制度」でオンコロジーMRを養成する意味

なぜ「社内認定資格制度」でオンコロジーMRを養成するのか

製薬業界では、オンコロジー専任のMRを確保し、活用を進めたい企業が増えている反面、知識を持ったMRを一から育成する環境が整えられるところはそう多くありません。

一方の私たちCSOも、製薬企業からオンコロジー経験を持ったMRを求める声の高まりに応えられるだけの採用と配属ができずにいました。

そこで、当社は考えたわけです。

「いないなら創（つく）ってしまえ」。さらに「創（つく）るためのトレーニングシステムを製薬企業に提供しよう」と。

こうして生まれたのが当社のオンコロジーMR認定資格制度です。

立ち上げの背景には「（人員の育成・確保により）CSOとして製薬企業の期待に応える」ことはもちろん、「（専門的な知識の習得を通じて）自らの価値を高めようとする自社MRを支援したい」という社内の人財育成上の意義もありました。

開発側の思いに負けず劣らず、受講生となる社員も自らの価値を高めたいと思っている方が多く、初回は、希望者の手挙げ方式で受講生を集めて順調にスタートを切ることができました。

ゴールド資格認定までには10か月近い時間がかかるハードな道のり（下図）ではありますが、受講生の意欲も高く、積極的に自学自習に励まれ、結果として試験を突破し、認定を得る方々が誕生しています。

オンコロジー認定資格の展開に向けて

次のステップはプログラムのノウハウを製薬企業へ提供することです。

そのために、まずは社内認定MRの活躍の証明が必要になりますが、当社の認定MRの皆さんが全国各地で業務の成果を持って品質を成果で証明してくれると期待しています！

オンコロジー領域の患者さんには、別の疾患をお持ちの方が少なくありませんが、当社にはプライマリー領域の豊富な経験を持っているMRが数多く所属しています。

「幅広い疾患知識を有する当社のオンコロジーMRは、きっとより良い治療に役立つ、より良い情報を提供できるはず」だと社内認定の2次試験で口頭試問を担当下さった専門医の皆様からも、期待のお言葉をいただきました。

「CSOとして製薬企業の期待に応える」という目的の先にある医師や患者さんの期待に応えていくために、プログラムのさらなるブラッシュアップや、疾患領域の拡充に努めていこう（これが苦しみというヤツですね）と決意をもって取り組んでいきます。

もしご入社をいただけたなら、ぜひ社内認定プログラムにも挑戦してください。

お待ちしています！

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