~未経験から始めるMR~異業種出身の女性がMRになるまで
CMIC Ashfield ノート
こんにちは。前回に引き続き、テレビドラマ「私の家政夫ナギサさん」をテーマにドラマの中と現実のMRの違いや“MRあるある”の話を楽しく解説していくブログシリーズ第5弾をお送りします。ドラマは終了してしまいましたが、MRについて興味のある方が増えているとのことですので、もう少しの間ドラマのストーリーをテーマにしてブログを書いてまいりたいと思います。
さて、第5回目となる今回は、“MRのあるある話”です。後輩の瀬川MRが出入り禁止、いわゆる「出禁(できん)」になってしまったストーリーについて、当社の元MR「サナギさん」に伺いました。
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Writer: GEN
コーポレート・コミュニケーション部所属。テレワーク中のリフレッシュ方法は散歩。大自然に囲まれたエリアに在住しており、都会ではあまり出会うことのない生き物を発見することもしばしば。少し前の回覧板には「イグアナを探しています」と書かれていた。これは流石に誰かのペットだと信じたい。
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Vol.5
MRの出禁はよくある!?
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GEN:
サナギさん、瀬川MRが出禁になってしまったのですが、出禁ってよくあることなのでしょうか。
サナギさん:
そうですね、どれくらいあるかは定かではないのですが、MRの中でも出禁になったことがある方はいらっしゃると思います。メイMRも出禁になったことあると言っていましたね。
GEN:そうなのですね。どんなときに出禁になるのですか?
サナギさん:
いろいろなケースがありますが、今回のドラマのように、ドクターの治療方針に口を出してしまうようなことがあると出禁になったりしますね。相手は専門家ですからね。
GEN:
それは確かに。医薬品に関する情報を適正に伝えることがMRの仕事ですよね。
サナギさん:
そうですね。ただ、伝えるにしてもコミュニケーションをするにあたり大切なことは、相手の立場に立って物事を伝えること。伝え方が大事です。でもドクターとのコミュニケーションスキルは、MR経験を積んでいくにしたがって身に付いてくるものでもあります。もちろん学ぶ姿勢が必要ですが。
それから、ルールをきちんと守ること。病院やクリニックなど施設によってそれぞれのルールがあります。訪問時間やアポイントの取り方、出入口などのルールを守らないと出禁になるのは言うまでもありません。
GEN:
なるほど。病院のルールがあるのですか。ちなみに出禁になると、もう二度とその医療機関への出入りは禁止になるのですか?
サナギさん:
必ずしもそうとは限りません。出禁になっても、解除するために様々な施策を試みるのが通常です。患者さんに必要だと思う医薬品の情報を届けるのがMRの仕事なので。実際私の場合も、出禁になったあとに謝罪をしたり、上司に相談したりしながら出禁を解いていましたよ。
GEN:
それを聞いて安心しました。そこはドラマと同じですね。理解を得ることができれば通じるというか。
サナギさん:
はい。相手も人間ですからね。失敗することはありますが、そこから学び、次に活かすことができればいいと思うんです。できるMRはそういうスキルに長けています。研修ももちろんありますが、経験も大切ですね。あとは例え出禁になっても凹まない心の強さは必要です。むしろショックを受けている暇はないかもしれません。訪問が必要なドクターにはどうにかして訪問しなければなりませんので。
GEN:
凹まない心の強さ、これからMRを目指したいと思っていらっしゃる方はそこは抑えておきたいポイントですね。
サナギさん:
はい。他の営業と同じように、相手あっての仕事です。時に相手から厳しいことを言われ、落ち込むこともありながらも、それを補って余りあるやりがいや自分自身が医療貢献しているのだと実感できるこの仕事はとても魅力的だと思っています。
ドクターから、「君の会社の薬、あの患者さんによく効いているよ」と言われたりするととても嬉しいものですよ。
GEN:
メイMRも凹まずに一生懸命頑張っていましたものね。MRは患者さんに直接治療を行うことはできないですが医薬品を通して患者さんを救うことができる、素敵な仕事ですね。
今回もリアルのMR話を教えていただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
サナギさん:
よろしくお願いいたします。
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ドラマは最終回後に特別編が放映されていましたが、みなさんご覧になりましたか。それも終わってしまったのでナギサさんロスの方もいらっしゃるとのこと。私も寂しいなと思っているので家族に録画してもらったドラマを観ようと思います。
このシリーズのブログはもう少し続く予定ですので、次回もぜひお楽しみに!
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MRの仕事は医療機関への訪問のほか、講演会や、医療機関での説明会の開催など多岐に渡ります。
MRの仕事をもっと知りたいという方はぜひこちらのコンテンツもご覧ください。
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