異例だった!? 2020年のMR認定試験を振り返る

pixta_66267417_M_米田さんブログ

例年12月に実施されるMR認定試験。このブログサイトにも認定試験の情報を探してたどり着く方も少なくありません。2020年試験から、試験方式や認定条件の変更もありました。

いったい何が変わって何がかわっていないのか？新型コロナの影響は？シミック・アッシュフィールドの導入研修に変化はあったのか？

今回はそのあたりをシミック・アッシュフィールドの人財開発部でMRトレーニングに携わっているレオンさんに聞いてみたいと思います。

※MR認定試験のポイントについてのブログはこちら
MR認定試験のキホン -MRに必須の3つの項目とは？-

■2020年MR認定試験はどう変わったのか？

従来のMR認定試験は、出題形式が二肢択一、三肢択一、五肢択一で構成されていました。問題の配点も出題形式によって異なっていました。

2020年の第27回MR認定試験からは、出題形式がすべて五肢択一（5つの選択肢の中で正解を1つ選択）に変更となりました。問題の配点もすべて統一となりました。出題形式の変更に伴い、試験時間はそれぞれ10分間延長されました。

■新出題形式のMR認定試験に向けた取り組み

すべての問題で五肢択一となったため、より一層MRテキストの内容について、知識の整理と理解を深める必要がありました。そのため、シミック・アッシュフィールドでは、導入研修後、

・MR認定試験までの学習ステップと目標の明示
・MRテキストを中心とした自学自習の仕組み作り
・ゴールに向けた学習計画の立案と修正
・CSO事業部マネージャーと人財開発部の連携によるメンバーのフォローアップ
・夏以降、必要に応じて個別フォローアップなど知識面の補強

といった内容に取り組みながら、学習時間の確保とMRテキストの理解を目指しました。

また、2020年は、新型コロナウイルスの感染リスク回避のため、配属当初から在宅にてMR業務を行うといった従来とは異なった状況が発生しました。メンバーそれぞれが新たな環境に対応しながら、MR活動と並行しMRテキストの学習を行うというのは、苦労や不安も多くあったようです。こうしたメンバーの苦労や不安の解消に対しても、現場のマネージャーと人財開発部の連携によりタイムリーにフォローアップすることができました。

■MR認定試験2か月前、集合試験からIBT形式に変更に！

9月中旬、新型コロナウイルスの感染リスク回避のため、従来の集合試験を行わない旨がMR認定センターより通知されました。そして10月中旬、試験方法をIBT形式（INTERNET BASED TESTING）、すなわちオンライン方式のテストに変更する旨が発表されました。

試験方法の変更に戸惑いはしたものの、当初よりMR認定試験合格はMRとして活動するためのマイルストーンの一つとしていたため、メンバーが自分の知識を研鑽する事をやめることはありませんでした。その結果、11月模擬試験では、ほとんどのメンバーが目標としているレベルまで知識を習得することができました。この間も、マネージャーと人財開発部の連携とフォローアップにより、メンバーが目標を継続したまま認定試験を迎えることに繋がったと感じています。

■おわりに

MR認定試験の合格は最初の第一歩であり、MRに求められるものは継続した知識習得と、そのための努力を自ら行う力です。2020年のように出題方法や試験方法が変わったとしても、自らの知識を高めることは変わりません。

引き続き、人財開発部では、MRを目指す皆さんが自信をもって次の一歩に進めるよう、全力でMR認定試験のサポートをしていきます。

取材協力：レオン

2014年入社。コントラクトMRを経験後、導入研修や配属前の製品研修など幅広くMRのスキルアップに関する研修を担当しています。年に1回発売されるハッピーセットのリカちゃんシリーズを集めるのが趣味！アニメも好きで、呪術廻戦やダンス・ダンス・ダンスールにもハマっています。

レオンさん、ありがとうございました！

2020年の認定試験はすでに合格発表も終わっていますが、これとバトンタッチするかのように、現在シミック・アッシュフィールドではMR未経験で入社された方への導入研修もスタートしています。

この導入研修を担当している社員に、当社の研修がどのようなものなのか紹介してもらったブログ記事もありますのでぜひご覧ください。

新しいMR導入研修とシミック・アッシュフィールド

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