　「採用の裏側、お話します。～MR未経験者採用篇～」

pixta_69824972_M_採用の裏側お話します。

こんにちは！
リクルーティング部で採用を担当しております Y です。

皆さん、「採用」という業務をどの様なものとイメージされていますでしょうか？書類選考をして、面接して合否を判断するといった業務をイメージされる方も多いのではないでしょうか。もちろん、書類選考と面接が重要な業務であることは間違いありません。

しかし、採用において最も重要な業務は、書類選考や面接の「前」と「後」にあるのです。

その「前」にある重要な業務の１つが、「母集団形成」です。つまり、採用候補者となりうる応募者を集めるということ。例えば当社に入社したいと思っていただけるよう会社の情報をウェブサイトに掲載したり、人財紹介会社（エージェント）に対して、当社の魅力を伝えるべく説明会を実施したりといったものが挙げられます。

そして「後」にあるもう一つが、合格者(内定者)の面接後のフォローとスムーズな入社、入社後の配属サポートに関する業務で、これもまた非常に重要な業務です。
入社したらあとは所属部門におまかせ！な会社もあるかもしれませんが、とりわけ当社のような業態ですと、入社の後、プロジェクトの配属へのバトンタッチは丁寧に実施する必要があります。

…ということを、昨年4月にリクルーティング部に異動（前回のブログ参照）して以来、部長から言われ続けてきました。なるほどと納得して理解を深めてきたつもりでしたが、先般初めてMR未経験者の採用を主担当として任されることになり、改めて「前」と「後」の重要性を実感しました。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回は2021年1月にご入社いただいた、19名のチャレンジャー (当社では異業種からMRを目指す未経験者を「チャレンジャー」と呼称しています。)の採用活動について、ご紹介したいと思います。

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Writer：Y
人財本部リクルーティング部マネージャーとして、採用業務に従事。
直近の楽しみは、酒屋巡り。ビール、日本酒、ワインなど酒類全般嗜みますが、特にスコッチウイスキーが好きで、中でもアイラ島で作られる『アイラウイスキー』を求めて酒屋巡りをしています。

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MR未経験者の採用条件の1つは営業経験を持っているということ。しかし、国勢調査などを見ると日本の営業職従事者は300万人もいるそうです（MRは約5万人）。そして「MR」という仕事を知らない方も少なくありません。300万人のすべてが転職希望中なわけではありませんが、MRの仕事の魅力、コントラクトMRという働き方の面白さ、そしてシミック・アッシュフィールドという会社のことをできるだけ多くの営業職経験者に向けて発信し、応募いただけるような施策を企画し、実施しました。

その甲斐あってか多くの応募を受け取りました。
沢山の応募をいただくというのは、つまりその後の書類選考や採用面談の業務量に直結するので、嬉しい悲鳴をあげながら、お一人おひとりの応募書類と向き合う日々が続きました…。転職する側だった時には「こんな書類で、俺の何が分かるんだ…」と思っていましたが、こうして今採用業務に携わり多くのエントリーシートを見ていると、思った以上に書類が雄弁にその応募者のことを語ることが分かりました。

見事な経歴や文章表現の上手下手ではなく、「この人に会って、確かめてみたいな」と思わせる何かを見つけると嬉しく、楽しみな気持ちにもなります。

今回は面接も印象的でした。私自身もMR未経験で入社したので、余計にそう感じたのかもしれません。
面接時に既にMR認定テキストを購入、持参し熱意を伝えてくれた候補者や、コロナ下で夏場でもマスクをしながらの面接を余儀なくされ、吹き出す汗を拭きながら当社への熱意を語ってくれる候補者など…。

面接しながらも応援したくなるような、そんな候補者と多くお会いすることができました。
中には、堂々と、臆することなく志望理由は特になく、当社についても何も調べてませんと伝えてくれる候補者もいらっしゃいましたが(笑) まだまだエントリーシートを読む目を磨かねばなりませんね。

さらに今回は新たな面談手法としてZoomをメインにWeb面接を多く実施しました。何分、我々も初めての試みであり試行錯誤をしながらの実施でしたので、候補者の皆様には、ネット環境が整った場所を確保いただいたり、お顔をしっかり拝見する為にカーテンを開け閉めして頂いたりなど、様々なご負担をお掛けしたかと思います。ただ、お互いに不慣れな中で、コミュニケーションをとろうと互いに工夫したことも良い経験だったように思います。

そして内定後のアフターフォローにも注力しました。候補者の皆様からしても内定が出たとはいえ、入社後の不安が全て払拭されるわけではありませんからね。ましてや今回はチャレンジャーとしての入社。MRになる為には認定試験に合格していただく必要がありますので、内定者から本当に自分は認定試験合格に向けた研修についていけるのか？コロナ禍にあってどういう活動をすればよいのか？そもそもコントラクトMRに求められる活動とは何か？等様々な疑問や不安があります。

そこでCSO事業部門のマネージャーと連携して、内定者懇談会を実施し、親身になってお話しを聞き自分自身の経験お伝えするなど、様々な取り組みを行いました。

初めての経験も多く苦労しましたが、
『面接を通して入社意欲が高まりました』、
『早くMRとして活動してみたいです』
等の言葉に救われ、採用業務のやりがいを実感致しました。こちらこそ、今回の採用活動を通じて、この業務の面白さと責任を再認識することができました！採用担当としてさらに精進してまいります！

最後に、1月にご入社いただいた19名の皆様へのエールとして…。

『主役は自分』のマインドで、主体性を持って自身の成果や成長は自らつかみ取るという気概を持ち、19名のかけがえのない同期メンバーと切磋琢磨しながら、当社を代表するMR、人財として羽ばたいていってください。

初めてメインで採用業務を担当し、ご入社いただいた、私にとっての『第1期生』の皆様への思い入れは非常に強く、陰ながらになりますが、皆様の活躍と成長を心から祈念しております！！

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